<コラム#8>
離職防止のカギ

1.ハーズバーグの二要因理論

  • 19世紀に臨床学者フレデリック・ハーズバーグが提唱した「二要因理論」では、従業員モチベーションの変動要因を「動機づけ要因」「衛生要因」に分類しました。

    二要因理論では、「衛生要因」を向上させても従業員のモチベーション向上にはつながらず、「動機づけ要因」を向上させることがモチベーション向上につながるとされています。

    そして、「動機づけ要因」は「従業員幸福」の向上とも非常に密接な関係があります。

  • ・動機づけ要因:あるとモチベーションが向上する要因

    <例>達成感、共感、責任感、自己成長など

    ・衛生要因:ないと不満足度が上がってしまう要因

    <例>給与、待遇、制度、人間関係など

2.従業員幸福と動機づけ要因

  • 昨今注目されている「Well-being経営」にて、個人が自身の幸福度をどのように評価するかを指す「主観的Well-being」という考え方があります。

    職場における「主観的Well-being」には仕事のやりがい、達成感、共感などが含まれ、これらが従業員の幸福度を向上させるものとされています。

    そして、これらの要素こそが二要因理論でいう「動機づけ要因」となります。

  • 主観的Well-beingと動機づけ要因

3.従業員幸福の向上が離職防止のカギ

アンケートなどで離職の主な理由とされる、「給与」「人間関係」「制度」「待遇」といったキーワードは全て「ないと不満足」につながる「衛生要因」に分類されます。

これら「従業員満足(ES)」に関連する要因だけを向上させても不満が解消されるだけで、その職場でのやりがいや幸福感にはつながりません。

一方、「達成感」「共感「責任感」「自己成長」などの動機づけ要因の向上は「従業員幸福(EH)」に非常に大きな好影響をもたらします。

従業員の離職を防ぐには、従業員満足を満たした上で、「従業員幸福」を向上させていくことが大切です。

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