<コラム#4>
リモートワーク下での職場コミュニケーション
1.リモートワークの課題
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2022年2月上旬に行われた帝国データバンク調査によると、リモートワークのデメリットとして「社内コミュニケーションが減少する」「意思疎通が困難」が26.6%で1位となっています。
コロナ禍の影響によって普及が進んでいるリモートワークですが、3年目を迎える現在でも社内でのコミュニケーションが課題となっていることが分かります。
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※帝国データバンク調査(2022年2月上旬)結果より作図
2.気軽なコミュニケーションが阻害されている
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右図は内閣府による調査結果ですが、第1位に「社内での気軽な相談・報告が困難」があげられています。
対面であれば「気軽に」出来ていたコミュニケーションがリモートでは出来ない、あるいはやりにくい、ということになります。
重要な業務連絡であれば、メールや電話、チャットツールなどを駆使してコミュニケーションが取られます。
一方、これまで立ち話や席での雑談など気軽に行っていたコミュニケーションが取れなくなっている点に注目する必要があります。
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※「第3回 新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査」(内閣府)
3.「雑談」の重要性
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職場での気軽なコミュニケーションとして、「雑談」があります。
雑談は職場での人間関係において、
・お互いの理解を深める
・話しかけやすい状況を作る
・気分転換を図る
といった様々な意味があります。
さらにGoogle社の提唱する「心理的安全性」を高めるためにも雑談は有効とされています。
職場での心理的安全性とは、安心して働ける環境作りを意味し、組織やチームがパフォーマンスを発揮する上で非常に重要な要素となります。
4.リモートワーク下でのコミュニケーション施策
リモートワーク下で従業員同士が気軽に雑談を交わせるようにするためには、従業員任せや奨励するだけでなく企業側の環境整備が不可欠です。
以下に具体的な施策例を挙げていますが、企業の業務形態や文化にあった仕組みや制度を導入することが重要となります。
1.出社イベントの設定
出社日を定期的に設け、対面でのコミュニケーションが取れる環境を作る
2.1on1の活用
上司と部下が1対1で話す時間を作り、話題を業務以外に設定する(対面でもリモートでも可)
3.雑談専用チャネルの作成
チャットやLineなどに雑談専用のチャネルを作る
4.専用サービスの活用
ピアボーナスや社内SNSなどの専用サービスを導入する
5.OH!KIMOCHIをつかって従業員同士の雑談を活性化しましょう
OH!KIMOCHIは日頃の感謝、称賛、労い、励ましなど、さまざまな想いをリアルタイムに贈り合えるサービスです。
業務連絡とは違う感情のこもったコミュニケーションは職場環境にやる気や安心感をもたらします。
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